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[db-064] 1E16 : ラット胃粘膜に存在するGC(Guanylyl Cyclase)活性の分布に関する解析



##Begin
#Z 1E16
#A ラット胃粘膜に存在するGC(Guanylyl Cyclase)活性の分布に関する解析
#B Distributional analysis of GC(Guanylyl Cyclase) activity in rat gastric mucosa
#E1 中村 正弘
#F1 なかむら まさひろ
#G1 Nakamura Masahiro
#J1 札幌医科大学解剖学第1講座
#K1 さっぽろいかだいがくかいぼうがくだい1こうざ
#L1 Department of Anatomy , Sapporo Medical University School of Medicine
#E2 大川 洋平
#F2 おおかわ ようへい
#G2 Ohkawa Youhei
#J2 札幌医科大学解剖学第1講座
#K2 さっぽろいかだいがくかいぼうがくだい1こうざ
#L2 Department of Anatomy , Sapporo Medical University School of Medicine
#E3 野川 裕紀
#F3 のがわ ゆうき
#G3 Nogawa Yuuki
#J3 札幌医科大学解剖学第1講座
#K3 さっぽろいかだいがくかいぼうがくだい1こうざ
#L3 Department of Anatomy , Sapporo Medical University School of Medicine
#E4 辰巳 治之
#F4 たつみ はるゆき
#G4 Tatsumi Haruyuki
#J4 札幌医科大学解剖学第1講座
#K4 さっぽろいかだいがくかいぼうがくだい1こうざ
#L4 Department of Anatomy , Sapporo Medical University School of Medicine
#D 我々はこれまで、ラット胃の筋間神経叢や粘膜下神経叢の神経節細胞のみ
ならず、表層粘液細胞や峡部未分化細胞に神経型NO合成酵素(NOS)が存在する
ことを免疫組織化学的、酵素組織化学的に証明してきた。NOは血管内皮由来弛
緩因子、神経伝達物質といった、様々な生理的機能をもった物質であるととも
に、アポトーシスやショックなど種々の病的状態を作り出すことが知られてい
るが、これら胃粘膜に局在するNOSによって合成されたNOがどのような機能を
果たしているのか、このNOSの局在のみからは正確には知ることはできない。
NOは可溶性GCを活性化し、cGMPを産生し種々の機能調整を行なっている。そこ
で、今回我々は、ラット胃におけるGC活性の局在を無固定凍結切片を用いて酵
素組織化学的に検出した。
 胃粘膜上皮では胃小窩の表層粘液細胞や胃底腺峡部の未分化細胞、また特に
壁細胞で強いGCの反応が見られた。この壁細胞の反応は全ての壁細胞に見られ
るわけではなく、胃小窩の底部から増殖細胞帯付近の壁細胞に限られ、副細胞
が現れるレベルでの壁細胞には反応は見られない。この結果から、表層粘液細
胞、峡部未分化細胞で産生されたNOは、自分自身に作用して粘液を産生すると
ともに、壁細胞にも作用して塩酸分泌を抑制することによって、胃粘膜に対し
て保護的にはたらいている可能性が考えられる。また、筋間神経叢や粘膜下神
経叢の神経節細胞、神経線維でも反応は陽性であり、それに比し、筋層の平滑
筋細胞では反応は非常に弱かった。このことから、神経叢の神経細胞で産生さ
れるNOは筋層の平滑筋を直接弛緩させるのではなく、何らかの機構を介して平
滑筋を弛緩させている可能性が示唆される。(この研究は大阪大学医学部生化
学教室:谷口直之教授、鈴木敬一郎先生、徐漢兢先生との共同研究である。)
#M グアニリルサイクレース,一酸化窒素,一酸化窒素合成酵素,胃,酵素組織化学
#N guanylate cyclase,nitric oxide,nitric oxide synthase,stomach,enzymehistochemistry
#Last_modified 97.03.26-15:45
#Return_path nakamura@sapmed.ac.jp
#Sequence_number   64
##End

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