医学部推薦選抜試験日程等


平成12年度 推薦入学学生募集要項

1 趣   旨
 札幌医科大学では、平成9年度から一般選抜に加えて、推薦選抜により入学者を選抜しています。従来の一般選抜の場合には、志願者の学力を中心として入学者を選抜してきましたが、選抜方法の多様化をはかり、学力偏重の弊害を除くことを目的に推薦選抜を実施するものです。具体的には、平成12年3月高等学校卒業見込みの者の中から、創造性と自主的精神に富み、科学者として豊かな人間性とヒューマンな心を持った医師・医学研究者となるにふさわしい志願者を、北海道内の高等学校長から推薦していただきます。志願者について、個別学力試験は行わず、高等学校在学中の成績と大学入試センター試験のほか、本学で実施する小論文と面接試験の結果によって選抜します。

2 募 集 人 員
 医学部医学科  10名(入学定員100名中)

3 出願資格及び推薦要件
 北海道内に所在する高等学校を平成12年3月卒業見込みの者で、次の要件を満たし、高等学校長が責任をもって推薦できる者。
 なお、高等学校長が推薦できる人数は、1高等学校につき1名とします。
(1) 高等学校における調査書の成績が全体の評定平均値で
○A 又はA段階に属する者で、人物、学力ともに優秀で、将来医学の分野で社会に貢献する意欲のある者
(2) 平成12年度大学入学者選抜大学入試センター試験で、本学が指定する
5教科6科目を受験した者
(3) 
合格した際に入学を確約できる者

4 出願手続等
 推薦入学志願者は、次により出願書類を取り揃え提出してください。
(1) 出願書類受付期間
  
平成11年12月13日(月)から平成11年12月17日(金)まで
 ア 持参の場合
    受付時間 
午前9時から午後5時まで
    受付場所 札幌医科大学学務部学務課入試係(本学配置図を参照してください)
 イ 郵送の場合
    
「書留速達」郵便で12月17日(金)までの消印を有効とします。
(2) 提 出 先
  〒060−8556 札幌市中央区南1条西17丁目
         札幌医科大学学務部学務課入試係
         電話 011−611−2111 内線 2183
(3) 出願書類等
 
ア 入学願書

 本学所定の用紙に所要事項を記入のうえ、大学入試センター試験成績請求票の「 推薦 国公立推薦入学用」を入学願書の所定の欄に貼り付けてください。

 
イ 受験票、写真票
 本学所定の用紙に所要事項を記入のうえ、写真(出願前3カ月以内に撮影した上半身・脱帽・正面向、縦4cm×横3cm)を所定の欄に貼り付けてください。
 ウ 入学検定料  17,000円
 本学所定の納付書に必要事項を記入のうえ、北海道収入証紙又は郵便普通為替証書(受取人欄は記入しないでください)により納付してください。

 
エ 推薦書・推薦理由書
 本要項に添付した用紙に、出身高等学校長が記入し、厳封したものを提出してください。

 オ 調 査 書
 出身高等学校長が文部省の定めた様式により作成し、厳封したものを提出してください。
 なお、調査書の「健康の状況」欄の記入もれ(裸眼、矯正視力等)及び未検査等の場合は診断書を提出してもらうことがあります。

 カ 通知用封筒
 第一段階選抜の結果の通知に使用します。
 通知用封筒(長型3号)に入学志願者の住所、氏名及び郵便番号を明記して提出してください。
(切手は不要です)

(4) その他
 いったん受理した出願書類等は、いかなる理由があっても返還しません。

5 選 抜 方 法
 入学志願者が募集人員の3倍を超えた場合には、2段階選抜を行います。第1段階選抜は、高等学校の調査書と推薦理由書を用いて募集人員の3倍の者を選抜し、第2段階選抜試験の受験者とします。第2段階選抜試験として、小論文と面接試験を行います。第1段階・第2段階選抜試験の結果に大学入試センター試験の成績、健康診断の結果を考慮して総合的に最終合格者を決定します。

6 第2段階選抜試験(小論文、面接、健康診断)の実施日
 平成12年1月29日(土)

 本学が必要と認める者に対して、面接終了後健康診断を実施します。

7 大学入試センター試験の受験を要する教科・科目等

※「地理歴史・公民」及び「理科」の取扱いについて
 複数の科目を受験した者については、最高得点をおさめた科目を合否判定の資料として用います。

8 第2段階選抜試験の当日に持参するもの
(1) 札幌医科大学医学部受験票(推薦選抜)
(2) 大学入試センター試験受験票
  なお、大学入試センター試験受験票は、入学手続の際にも必要なので紛失しないでください。
(3) 鉛筆
HB(黒)・消しゴム・鉛筆削り

9 合格者の発表
(1) 第1段階選抜結果の発表

 第1段階選抜の結果は、次により掲示するとともに高等学校長及び受験者本人に郵送により通知します。
 ただし、第2段階選抜試験を受験できる者には、受験票(推薦選抜)の送付をもって、第1段階選抜試験合格の通知に代えます。
 ア 発表日時 平成12年1月7日(金)午前10時
 イ 掲示場所 札幌医科大学医学部東玄関前(本学配置図を参照してください)

(2) 第2段階選抜結果の発表
 合格者の発表は、次により掲示するとともに、本人に合格通知書及び入学手続に必要な書類を送付します。
 ただし、合格者本人が合格発表日(正午まで)に大学入試センター試験受験票及び受験票(推薦選抜)を提示した場合は、直接本人に合格通知書及び入学手続に必要な書類を交付します。
 ア 発表日時  平成12年2月9日(水)午前10時
 イ 掲示場所  札幌医科大学医学部東玄関前(本学配置図を参照してください)
 なお、(1)、(2)とも誤報防止のため、電話による合否の照会には応じられません。

10 入学手続等
 入学手続は、次のとおり行います。
(1) 平成12年2月17日(木)までに手続を完了してください。
 ア 持参の場合
   受付時間 
午前9時から午後5時まで (土・日は除く)
   受付場所 札幌医科大学学務部学務課入試係(表紙3、本学配置図を参照してください)
 イ 郵送の場合
    「書留速達」郵便により2月17日(木)までに必ず到着するように発送してください。
(2) 入学手続に持参(又は郵送)するもの
 ア 大学入試センター試験受験票
 イ 入 学 料 277,000円 
北海道収入証紙又は郵便普通為替証書
  
(受取人の欄は記入しないでください)により納入してください。
 ウ 後援会費 200,000円 現金又は郵便普通為替証書
  
(受取人の欄は記入しないでください)により納入してください。

11 入 学 辞 退
 推薦選抜試験の合格者で、特別の事情により入学辞退を希望する者は、推薦を行った高等学校長が署名・押印した「推薦入学辞退願」(様式は自由)にその理由を記載して、平成12年2月17日(木)午後5時までに、本学学長に願い出を提出してください。この願い出により、本学学長が相当の理由があると認めた場合は、入学辞退を許可することがあります。
 なお、「入学手続」を完了しない場合は、
下記13の留意事項(7)の入学の確約に違反したものとして取扱います。
 また、入学手続完了後に入学を辞退した場合、納入した入学料及び提出書類等は、いかなる理由があっても返還しません。

12 一般選抜試験への出願
 本学の推薦選抜試験に不合格となった場合に備えて、「前期日程」から一つ、「後期日程」から一つ、「公立大学中期日程(旧C日程)」から一つの計三つまでの国公立大学(私立産業医科大学を含む)の学部に出願することができます。ただし、大学入試センター試験の受験を要する教科・科目については、出願する大学・学部の指定するところによります。
 なお、本学の一般選抜試験(「前期日程」・「後期日程」)に出願する場合は、改めて出願してください。

13 留 意 事 項
(1) 受験者は、指定された試験場(札幌医科大学医学部)に試験開始15分前(小論文及び面接時間)までに集合してください。
(2) 健康診断の再検査、精密検査を必要とする者は個別に通知します。
(3) 一度納入した入学検定料は、いかなる理由があっても返還しません。ただし、第1段階選抜試験により不合格となった「申込者」には、入学検定料の一部を返還します。

(推薦選抜に関するもの)
(4) 国公立大学(私立産業医科大学を含む)の推薦選抜試験への出願は一つの大学・学部に限られており、本学の推薦入学に出願した者は、他の国公立大学(私立産業医科大学を含む)の推薦選抜試験には出願できません。
(5) 推薦選抜試験の合格者は、入学辞退の許可を得た者を除き、本学及び他の国公立大学(私立産業医科大学を含む)を受験しても入学許可は得られません。
(6) 合格者が入学手続完了後、当該高等学校を卒業できない場合には、入学を取り消します。
(7) 
入学の確約に違反した場合は、翌年度以降の当該高等学校からの推薦を受理しないことがあります。
  ただし、合格後において特別の事情が生じ、高等学校から「推薦入学辞退願」が提出され、本学が許可した場合は、この限りではありません。
(8) 提出書類等の記載事項に虚偽の記載があった場合は、入学を取り消すとともに、翌年度以降の当該高等学校からの推薦を受理しないことがありますので十分注意してください。

14 試 験 場
  札幌医科大学医学部(札幌市中央区南1条西17丁目)
  (東玄関より入り、表示してある指示に従って進んでください)

地図

(注)試験場の下見時間については、平成12年1月28日(金)正午から午後5時までとします。
 ただし、下見は東玄関までとし、試験室への入室はできません。