編 集 後 記

まずはじめに、今回の文集製作は学生主体でおこない、先日50周年記念の名の元に頂いたご支援は全てこの編集資金として使用したことをおしらせしたいとおもいます。また、この件で誤解を招く記載が以前あったことをお詫び申し上げます.さて、2000年ととともに札幌医科大学は50周年をむかえることとなり、それにともないわれらが望嶽寮(札幌医大学生寮)もめでたく50周年をむかえることとなりました。50周年をむかえるにあたり寮が歩んで来た道のりをもう一度振り返り、そして50周年をむかえたことを現寮生だけではなく、寮にいらした先生方全員と祝い、それを形ある物に残したいという声が寮内で高まりました。そこで、そのような声にこたえるためにこの記念誌を作成することとなりました。

記念誌作成の大役を当時の寮長より仰せつかったのは昨年1月のもちつきの時でした。以前寮祭の実行委員長をしたことはありましたが、記念誌の作成というものは経験が無く、しかも第1期の先生方からを対象にすると聞いて何から手をつけてよいかさっぱりわからず途方にくれてしまいました。そこでまずOB-OG名簿を作成することにしました。名簿の作成は私の力不足に加え、OB-OGが総勢約450人おられ、また、自分が寮にいたかどうかを忘れてしまった先生がいらっしゃったせいもあり、かなり手間がかかりました。この名簿を作成するにあたり、OB-OGの先生方、寮生または元寮生であると私供が勘違いをして連絡をしてしてしまった先生方など各方面の方々に対して大変御迷惑をお掛けしたことをこの場をかりてお詫び申し上げます。

その後、先生方や現寮生やもと寮母さんの御協力により原稿や写真などを集め、無事記念誌を完成することが出来ました。そのなかで、編集やその他の雑用に関しては各編集委員に加え1〜2年生の協力により成し遂げた部分が多く、私の無理難題に嫌な顔をすること無く仕事をしてくれた下級生の皆様には大変感謝しています。また、当初の7月上旬完成という予定は多少越えてしまいましたが、その分私自身は満足のいくものが完成したと思っております。

最後に、この記念誌作成にあたりカンパをくださったOB-OGの先生方、原稿やアンケートの依頼を快く引き受けて頂いた先生方や元寮母さん、文集編集に当たり退寮した後もお手伝いしてくれた浜野さん、そして約1年間手足となって働いてくれた編集委員やその他の下級生の皆さんにあらためて心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。


札幌医大望嶽寮50周年委員会委員長 草深 純一


平成12年6月30日