Adrenal gland - human

まず肉眼と弱拡大で外形と，cortex, medulla の堺を確認せよ． 今回の標本では medulla の発達が悪い。

Zona glomerulosa
細胞は小型で細胞質は好酸性
Zona fasciculata
Z.gl. と同様の細胞であるが，細胞質は弱塩基好性といわれる．(今日の標本は好酸性に見える)
Zona reticularis (Zona pigmentosa)
細胞は酸好性で，ヒトでは褐色の pingment をもっているものがある．
Cortex の細胞は大きさや染色性に多少の差はあるが、一般に円形の核をもっている。 Cortex 中の豊富な Capillery は何を意味するか？

Medulla の細胞は染色性に乏しい大型の核（やや楕円形）と塩基好性の細胞質をもつ。今回の標本は formalin 固定であるから、クロム塩固定で茶褐色に染まる顆粒を見ることができない。 Medulla の細胞の細胞体は H-E 染色では見えにくいが、I-1D-5 の標本（chromaffin reaction を施したもの）では褐色に染まった髄質細胞が見られる。 HE染色で濃染するのはAcell,淡染するのはNAcellと言われる。



Zona glomerulosa,Zona fasciculata


Zona fasciculata,Zona reticularis (Zona pigmentosa),Medulla



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