Placenta human

まず,Placenta が,chorion frondosum 絨毛膜有毛部(胎児側)と decidua basalis 基底脱落膜(母体側)から成っていることを理解し,母体側から2本の動脈が umbiclical cord を通じて Placenta に向かい,1本の静脈が母体側に帰ってくることを考えよ.
Placenta でどういうことが起こるのだろうか.
図を参照しながら,プレパラートの切片の何れが母体側で,何れが胎児側かを確認せよ.
胎児に属する絨毛が母体の子宮内膜を破壊してできた絨毛間腔(intervillous space)は母体の血液で満たされ,絨毛の中にある胎児側の血液と,絨毛間腔満たす母体側の血液との間で物質交換を行なう.従って,母体と胎児の血液は混ざることはない.





絨毛
絨毛の細胞は Placenta の早期には2層を成し,後期には Langhan's cell は消失すると言われる.
このプレパラートの切片は出生直前のものだが,Langhan's cell も残っており,2層の細胞をもつ絨毛が見られる.





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