Code Red ワーム  2001/08/09

 [対策 2000/09]
 コードレッド対策としてファイアーウォールの前にIPフィルターを置き防御しています。
 これにより、現在情報センターでサポートしているweb.sapmed.ac.jp、www.sapmed.ac.jp以外のサーバには接続できないのでご承知ください。

ホームページ登録・管理・作成支援
http://web.sapmed.ac.jp/iccc/service/homepage.html

 

【Notice! ネットワーク障害について】

 みなさま報道などですでにご承知と思いますが、コンピュータ・ウィルス「Code Red ワーム」が全世界で猛威をふるっています。

 Code Red ワームはマイクロソフト社の Internet Information Server(IIS) の脆弱性 (MS01-033) を利用するワームで、猛烈な勢いで感染します。

 感染したサーバーは次のターゲットをランダムに生成した IP アドレスで決定し、同じく特殊な URL による Web サービス要求を発行し感染を試みます。
 このCode Red に感染した学外サーバからの攻撃を医大のサーバも受けています。

 札幌医科大学中央サーバは、このCode Redには感染していませんが、大学外の感染したサーバから送られてくる膨大なIPパケットに対してファイアー・ウォールの処理が追いつけず、結果的にたびたびサーバがダウンしています。

 PPP接続でユーザー認証がされない、メールが遅れて届くといった現象もこのことによって起きています。

 Code Red ワームは日付によってその動作モードを変えます。
 1〜19日 他のホストに感染する
 20〜27日 whitehouse に DDoS 攻撃をする
 28〜月末 休眠する

 今のところ、ファイアー・ウォールをリブート(再起動)することによりサーバを復旧しておりますが、決め手となる対処法はない現況にあります。
 抜本的な解決に向けて、システム再構築を検討してまいりますので、ご理解ご協力をお願いします。

 また、メールを媒介にしたウィルスも蔓延しています。
 ユーザーの対処としては、
(1)添付ファイルは開かない。

(2)知っている人からのメールも安心はできません。「サーカム」というウィルスは、  アドレス帳にあるアドレスすべてに「マイドキュメント」にある任意のファイルを選 び、感染メールを送信します。

(3)ウイルス駆除ソフトを導入し、こまめにアップデートする。

(4)万一ウィルスに感染したときは、ネットワークから遮断し、他に広がるのを未然に 防止するとともに、必要な措置を行ってください。


 情報センターのホームページにて最新の情報を提供させて頂いておりますが、ウイルス駆除ソフトの利用など、種々の対策による不都合などに関しましては、責任を負いかねますので、すべて個人の責任において行ってください。情報センターといたしましては最善の努力はいたしますが、この点ご理解いただけまようお願い申し上げます。


 参考となるサイト
情報処理事業振興協会(IPA) http://www.ipa.go.jp/

トレンドマイクロ社 http://www.trendmicro.co.jp/

シマンテック社 http://www.symantec.com/region/jp/

 


Web server(札幌医科大学公式HP)
LAMeN server(旧札幌医科大学HP)


mailto:Web Master,Copyright (C) 1999-2000 ICCC(Information Center of Computer Communication)

〒060-8556 札幌市中央区南1条西17丁目
札幌医科大学附属情報センター
TEL:011-611-2111 情報管理係 (内線 2239)
FAX:011-642-7030