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[db-056] 3P067 : ラット顎下腺の発生過程に認められるアポトーシス細胞



##Begin
#Z 3P067
#A ラット顎下腺の発生過程に認められるアポトーシス細胞
#B Study on Apotosis in the rat submandibular gland
#E1 林/弘之
#F1 はやし/ひろゆき
#G1 Hayashi/Hiroyuki
#J1 神奈川歯科大学口腔組織学教室
#K1 かながわ しか だいがく こうくうそしきがく きょうしつ
#L1 Department of Oral Histology, Kanagawa Dental College
#D1 【目的】ラット顎下腺構成細胞はその発生過程において変化が認められる。
本研究では、顎下腺の発生過程においてアポトーシスが関与するか否かを検索
し、そのアポトーシスの性質についても検索した。
【材料と方法】Wistar 系雌雄ラット、19日齢と25日齢のものを用いた。アポトー
シスは電顕的な観察とともに組織化学的にも検索した。すなわち、TdTと種
々の二価イオンをを組み合わせて検索した。用いた二価イオンはCo2+、
Mg2+、Mn2+および Klenow を用いた。
【結果と考察】電顕的に19日齢の顎下腺で、明瞭な核の断片化を伴うアポトー
シス像を観察することが出来た。これは25日齢の顎下腺でも認められた。組織
化学的な検索ではCo2+、Klenow に陽性を示し、他の二価イオンには陰性で
あった。アポトーシスはterminal tubule cell に認められた。terminal tubule
cell は
離乳期に消失し、介在部細胞などに移行することが報告されているが、、この
時期の細胞変化にアポトーシスが関与していることが推察された。また、この
アポトーシスは組織化学的検索より、5'overhang であることが認められ、これは
発生過程において変化は認められなかった。
#M アポトーシス、顎下腺、発生
#N apoptosis, submandibular gland, development
#Last_modified 97.03.25-13:35
#Return_path hayasihr@kdcnet.ac.jp
#Sequence_number   56
##End

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