[db-001] 3H09 : 広視野光顕像からの三次元再構築システムの開発（その２）：

[tatsumi@sapmed.ac.jp]

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#Z 3H09
#A 広視野光顕像からの三次元再構築システムの開発（その２）：
 ネフローゼ自然発症（ICGN）マウスの腎臓への応用
#B System development for three-dimensional reconstruction from
 broad field images of light microscope(part II)
 :An application to the kidney of spontaneous nephrosis (ICGN) mice
#E1 大川/洋平
#F1 オオカワ/ヨウヘイ
#G1 Ohkawa/Youhei
#J1 札幌医科大学 医学部 解剖学第１講座
#K1 サッポロイカダイガク イガクブ カイボウガク ダイイチコウザ
#L1 Department of Anatomy, Sapporo Medical University School of Medicine
#E2 中村/正弘
#F2 ナカムラ/マサヒロ
#G2 Nakamura/Masahiro
#J2 札幌医科大学 医学部 解剖学第１講座
#K2 サッポロイカダイガク イガクブ カイボウガク ダイイチコウザ
#L2 Department of Anatomy, Sapporo Medical University School of Medicine
#E3 林/解平
#F3 ハヤシ/カイヘイ
#G3 Hayashi/Kaihei
#J3 札幌医科大学 医学部 解剖学第１講座
#K3 サッポロイカダイガク イガクブ カイボウガク ダイイチコウザ
#L3 Department of Anatomy, Sapporo Medical University School of Medicine
#E4 辰巳/治之
#F4 タツミ/ハルユキ
#G4 Tatsumi/Haruyuki
#J4 札幌医科大学 医学部 解剖学第１講座
#K4 サッポロイカダイガク イガクブ カイボウガク ダイイチコウザ
#L4 Department of Anatomy, Sapporo Medical University School of Medicine
#D 広視野光顕像からの三次元再構築システムの開発（その２）：ネフローゼ自然発症（ICGN）マウスの腎臓への応用 ○大川洋平，中村正弘，林 解平，辰巳治之 （札幌医大 ・医・第一解剖）
 ネフローゼ自然発症マウスの腎病変を立体的に解明するためのシステムを開発しながら応用することを試みた．組織学的には，糸球体の基底膜の肥厚，尿細管の閉塞，拡張等が認められ，漸次進行し腎不全となる．尿細管の変化が高度なため病変部位の同定が困難であり，これらの病変部位を明らかにするため三次元再構築を考えた．しかし，広範囲に尿細管の走行を追跡する必要があること，閉塞し極めて細くなった部位の確認には強拡大像が必要なことなど，従来のシステムでは技術的に困難な点が多かった．このため，それらの問題を解決するためのシステムの開発を行った．
 このシステムは、光ディスクならびにネットワーク上の複数のコンピューターによる分散処理を活用し，弱拡大から強拡大の広視野，各作業の分散と統合化および各種データのデータベース化，そして省力化，将来性，汎用性を配慮した形態学研究用三次元再構築システムである．プロトタイプは昨年の日本解剖学会東北・北海道連合地方会に報告した．今回はさらにこのシステムの中で，もっとも時間を要する処理をRPC(Remote Procedure Calling)による分散処理にて行うように改善を加えた．この改良により、インターネット に接続された超高速のコンピュータで分散処理が理論的に可能になった。学内ネットワーク内の分散処理実験でも、全体の処理時間を大幅に短縮できた。
 全画面を保存しリアルタイムに光ディスクから目的の画像を再生し，それを３次元化するこのシステムは広範囲の画像を扱うのに有用なシステムである．しかしながら，連続切片の歪みや回転などの調整，輪郭のトレースなど，依然多くの問題点があり，更なる改善が必要と思われる．
#M 三次元再構築，コンピューターグラフィックス，腎臓，ＩＣＧＮマウス
#N three dimensional reconstruction, computer graphics, kidney, ICGN mice
#T
#Last_modified 98.02.02-04:43
#Return_path tatsumi@sapmed.ac.jp
#Sequence_number   1
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