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NEW NORTH各位:

 北田@札幌エレクトロニクスセンターです

 マルチメディア・セミナーのご案内です。 興味がある方は、ぜひ
ご参加下さい。

 イベント全体のスケジュールは、http://www.aurora-net.or.jp/event/DWS/
にあります。
 ご案内のセミナーは、http://www.aurora-net.or.jp/event/DWS/7.html
にあります。

------- Forwarded Message

                          平成10年1月20日
各 位                 (財)札幌エレクトロニクスセンター

   「ザ・ディジタル・ウイーク・サッポロ '98 セミナー」のご案内

拝 啓  厳寒の候、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、札幌市では北海道におけるエレクトロニクス産業の育成発展と技術の
普及啓蒙を目的とし、皆様への情報発信の場として、過去10年間に渡りマルチ
メディアとCG関連及びインターネットをテーマにしたイベントを開催して参り
ました。 本年はこれらを更に発展させ「ザ・ディジタル・ウイーク・サッポロ
'98」と題し、コンテンツやアニメーションに代表されるディジタル産業を中心
としたイベントを開催致します。
 当財団では、その中で「見えない情報を編集する〜こぼれ落ちた文化の復権」
と題し、セミナーを主催することとなりました。データ情報をテキスト化にのみ
頼っている現状を認識した上で、それ以外の方法での情報収集及び検索の模索と
いう点について、編集やデザインなど多様な分野でご活躍されているパネリスト
の方々と共に考えて参りたいと存じます。
 つきましては、開催案内を添付致しましたので、ご多忙の折りと存じますが、
何卒お繰り合わせの上ご来場下さいますよう、お願いかたがたご案内申し上げます。

 恐れ入りますがご出席の場合は、会場などの準備の都合上、添付のセミナー
申込書にご記入の上、1月28日(水)までに、実行委員会事務局
(FAX: 011-807-6954)宛FAX にてご返信下さいますようお願い申し上げます。

                              敬 具

            --------- 記 ----------

1. セミナー: 「見えない情報を編集する 〜 こぼれ落ちた文化の復権」

2. 日  時: 平成10年2月5日(木)     15:30 〜 17:30

3. 参 加 費 : 無 料

4. 会 場: 札幌パークホテル  3階 エメラルド
           札幌市中央区南10条西3丁目 地下鉄中島公園駅 徒歩2分

5. 概  要:
 多メディア時代の到来と共に従来の情報カテゴリーの枠では捉えきれない
様々な事象が生まれています。こうした情報のカオス化は、政治や経済のみ
ならず人間の思考方法や文化そのものにも影響を及ぼしはじめています。
 現代の情報源であるデータベースの多くは、知識が体系化されテクスト化
されたものです。
しかしテクストのみの表記と検索アプローチでは、より複雑性を増した現代の
情報を正確に切り出すことはもはや不可能になっています。つまりテクスト
中心のデータ処理の中でこぼれ落ちてしまった情報をすくい取るシステムこそ
が現代という姿を映し出すことができるのです。
 テクスト以外のアプローチ、検索上のインターフェイス、さらには情報をより
パーソナルに適性化してくれる支援システム(情報エージェント等)の姿を考え
ることはできないのか、実現するためのヒントは何なのかについて、様々な
分野の情報エキスパートを招き、あらゆる角度からその可能性に光をあてます。

6. メンバー: (詳細なプロファイルは、メールの最後に添付しています)
 コーディネーター 柏木 博 (かしわぎ ひろし)
 パネリスト 榎本 正樹 (えのもと まさき) 黒崎 政男 (くろさき まさお)
       津野 海太郎 (つの かいたろう) 中谷 日出 (なかや ひで)
 ゲスト   手塚 眞 (てづか まこと)

7. お問い合わせ先:「ザ・ディジタル・ウイーク・サッポロ '98」実行委員会
    札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10
       札幌市情報システム調査研究会内  Fax:011-807-6954

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ザ・ディジタル・ウイーク・サッポロ '98実行委員会宛 Fax:011-807-6954
                          〜締切 1月 28日

         セ  ミ  ナ  ー  参  加  申  込  書

御社名 ________________________________________________

ご連絡先  TEL _________________  FAX  ___________________

ご出席者名 ______________ セミナーNo. 12 「見えない情報を編集する」
 
ご出席者名 ______________ セミナーNo. 12 「見えない情報を編集する」  

# セミナーの内容で、聞いてみたいことがあれば、下記へ記入下さい。



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      ---------   講師プロファイル   -----------

< コーディネーター >

●柏木 博(かしわぎ ひろし)

 デザイン評論、武蔵野美術大学教授。
 1946年生まれ。武蔵野美術大学卒業。思想理論を基盤として、
インダストリアル・デザインから都市・テクノロジー批評などを幅広く論じる。

 著書 「日用品のデザイン思想」(晶文社)、「ユートピアの夢」
(未来社)、「デザインの20世紀」(NHK出版)、「家事の政治学」
(青土社)、「世紀末の未来都市」(ジャストシステム)、
「芸術の複製 技術時代」(岩波書店)、他。

< パネリスト > 

●榎本 正樹(えのもと まさき)

 現代日本文学批評、東放学園専門学校、青山学院女子短期大学非常勤講師。
 1962年生まれ。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。日本近代
文学会会員。
 現代文学会会員。専門は大江健三郎を軸とした1980年代以降の現代日本
の作家・作品研究。また、文学の周辺メディアや同時代の文化状況を射程に
入れた幅広い研究・評論・著述活動を行う。小説のメディア性とインターネット
における文学表現の可能性の追求が目下のテーマ。

 著書 「野田秀樹と高橋留美子」(彩流社)、「電子文学論」(彩流社)、
    「大江健三郎の80年代」(彩 流社)、他。
 http://www.asahi-net.or.jp/~FY5M-ENMT/


●黒崎 政男(くろさき まさお)

 哲学、東京女子大学文理学部哲学科助教授。
 1954年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程修了。
NTTマルチメディアネットワーク研究所客員研究員。日本認知科学学会常任
運営委員。情報のデジタル化、記号的コミュニケーションなどの現代メディア
の問題と伝統的哲学の間の本質的な接点について論考。

 著書 「哲学者はアンドロイドの夢を見たか-人口知能の哲学」(哲学書房)、
    「ミネルヴァのふくろうは世紀末を飛ぶ-テクノロジーと哲学の現在」
    (弘文堂)、「哲学者クロサキのMS-DOSは思考の道具だ」
    (アスキー出版局)、「カオス系の暗礁めぐる哲学の魚」(NTT出版)、
     他。

●津野 海太郎(つの かいたろう)

 編集者、「木とコンピュータ」編集長。
 1938年生まれ。早稲田大学文学部卒業。晶文社取締役。小学生時代、
ガリ版による新聞を発行して以来の机上パブリッシャー。出版社での単行本
づくりだけでなく、雑誌、ミニコミ誌、DTP 新聞など様々 な形で編集に
携わってきた。電子メディアとしての出版を常に考えた論考を展開している。

 著書 「悲劇の批判」(晶文社)、「小さなメディアの必要」(晶文社)、
    「歩く書物」(リブロポート)、「本とコンピューター」(晶文社)、
    「コンピューター文化の使い方」(思想の科学社)、
    「本はどのように消えてゆくのか」(晶文社)、他。

●中谷 日出(なかや ひで)

 映像デザイン、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー講師、NHK映像デザイナー。
 1955年生まれ。東京芸術大学大学院修了。(社)日本グラフィック
 デザイナー協会情報化委員。通産省マルチメディアコンテンツ振興会、
  マルチメディアグランプリ審査委員。(社)日本舞台テレビ美術家協会
  会員。BDA(ブロードキャストデザイナーズアソシエイト)
 インターナショナル会員。通産省産業デザイン振興会、Gマーク選定審査委員。

 NHKスペシャルをはじめ子供番組等のアートディレクションを担当した後、
NHKCIをプランニングし、ロゴマークをデザイン、以後BSスポットCF, 
HI-VISIONスポットCFの年間企画のプランニングおよび映像監督をつとめる。
現在、長野オリンピック(国際発信の公式タイトル)の開会式・閉会式および
各競技のオープニングタイトル・エンディングタイトルの映像監督をつとめる。

< ゲスト >

●手塚 眞(てづか まこと)
 (ヴイジュアリスト)
 プロフィール
 1961年生まれ。1979年成蹊高校卒業、日本大学芸術学部映画学科入学。
 高校時代に8ミリ映画「FANTASTIC★PARTY」を制作、大島渚ら映画監督に
注目される。
 大学在学時に劇場映画「星くず兄弟の伝説」を監督。商業作品から実験作品
まで、広く映像作品を手がける。またイベントや音楽の企画・プロデュースを
するほか、執筆や講演、映画やテレビの出演、パフォーマンスなど、ジャンルを
超えた表現活動を続けている。現在、映画「白痴」の企画を進めている。
 最新技術のディレクターとして起用されることも多く、開発段階からハイ
ビジョン映像などに親しむ。
最近は、富士通のコンピューターソフト「TEO」の総合プロデュースやゲーム
ソフト「ジャングル大帝」の総監督を担当。マルチメディアに関するシンポ
ジウム、講演、イベント等に多く関わっている。

著書 「夢見るサイコ」(新書館)「ヴィジュアリスト」(新書館)
   「視覚的恍惚」(白地社) 
   「ブラックモーメント」(幻冬舎) 「ファントム・パーティ」
    (幻冬舎)
映像作品 「妖怪天国」「MODEL」「黒沢明・映画の秘密」「NUMANITE」
   「NARAKUE」

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北田 義孝     mailto:kitada@sec.or.jp   http://www.sec.or.jp
 (財)札幌エレクトロニクスセンター 事務局 企画担当課長
札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10
電話:+81-11-807-6000  ファックス:+81-11-807-6005

------- End of Forwarded Message


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