<解剖学/Anatomy>


「分担解剖学1巻 総説・骨学・靭帯学・筋学」
小川鼎三 他/編/金原出版/9,579/82/11/指

「分担解剖学2巻 脈管学・神経学」
平沢 興 他/編/金原出版/10,918/82/11/指

「分担解剖学3巻 感覚器学・内臓学」
小川鼎三 他/編/金原出版/8,858/82/11/指

「解剖学講義」
伊藤 隆/著/南山堂/10,094/83/1/教

「骨学実習の手びき」
寺田春水・藤田恒夫/著/南山堂/4,120/92/4/教

「解剖実習の手びき」
寺田春水・藤田恒夫/著/南山堂/7,210/91/9/教

「実習人体解剖図譜」
浦 良治/著/南江堂/4,841/88/39/教

「解剖学の実習と要点」
福山・仲西・嶋田/著/南江堂/8,240/86/3/教

「図解解剖学事典」
山田英智/訳/医学書院/3,296/83/2/辞

「解剖学アトラス」
越智淳三/訳/文光堂/10,000/90/3/教

「人体解剖カラーアトラス」
佐藤達夫/訳/南江堂/10,300/90/2/教

「からだの地図帳」
高橋長雄/編/講談社/3,600/89/1/読

「Clinical Anatomy for Medical Students」
Snell,R.S./編/Little,Brown/10,197/92/4/教


◆「分担解剖学」は3冊もあって値ははりますが、教科書としては最も詳しくお薦めです。ただ、ボリュームがありすぎて、辞書的な本としてしか使えなかった、という声も…。第1巻の骨・筋学はわかりやすいです。第2巻の脈管学は動脈と静脈が別々になっていて多少わかりにくいかもしれません。

◆「解剖学講義」は臨床的なことにも触れているので、読み易く、図も分かり易く描かれています。学生の知識としてはこれだけで充分と思われますが、誤りも散見されますので、詳しく調べるのには不適当でしょう。

◆「骨学実習の手引き」は記述が平易で分かり易いでしょう。

◆「解剖実習の手引き」は4,5年生で大学のカリキュラムと違う方法で解剖を行なう人にお薦めです。

◆「実習人体解剖図譜」の図譜は見事としか言いようがありません。解剖実習を進める際の剖出の目安としては最適です。

◆「解剖学の実習と要点」は解剖実習の指針にもなりますし、教科書としても使えます。

◆「図解解剖学事典」は解剖実習の予習に便利です。ただ、これのみで予習を間にあわせてはいけません。

◆「解剖学アトラス」は実習の手引き書として便利です。特に神経のところが良く書かれています。

◆「人体解剖カラーアトラス」は実際の解剖の写真を用いて編集されています。ただ、解剖実習の手引き書としてこのような本がよいかどうかは、賛否の分かれるところです。

◆「Clinical Anatomy for Medical Students」は英語も平易で、内容も分かり易く英語の教科書として最適でしょう。