<組織学・発生学/Histology & Embryology>


「標準組織学 総論」
藤田尚男・藤田恒夫/著/医学書院/8,240/88/3/指

「標準組織学 各論」
藤田尚男・藤田恒夫/著/医学書院/12,360/92/3/指

「組織学」
伊藤 隆/著/南山堂/9,270/87/18/教

「Ham's Histology」
Cormack,D.H./編/Harper/6,571/87/9/読

「パッテン発生学」
白井敏雄/訳/西村書店/7,725/90/5/詳

「Langman's Medical Embryology」
Sadler,T.W./編/Wilkins/7,416/90/6/教

「(同訳書)ラングマン人体発生学」
沢野十蔵/訳/医歯薬出版/7,300/91/6/教

「Developmental Biology」
Gilbert,S.F./編/Sinauer Associates inc./11,114/91/3/詳


◆「標準組織学」は組織学を学ぶうえで必要な最新の知識が網羅されています。試験前に通読する人も多く、頑張って読んでみると理解が深まります。購入しておくと、上級学年・卒後にも役に立ちます。

◆単なる教科書としては「組織学」も悪くないのですが、「標準組織学」に比べると単に必要事項が並んでいるだけという感じで面白味にいまひとつ欠けるきらいがあります。

◆解剖学・組織学の理解のためにも発生学は勉強しておく必要があります。臨床でも奇形の理解のために発生学は必要です。

◆Langman の「Medical Embryology」は発生学の基本となる本です。訳本も出ています。標準的な教科書として優れ、5年生になっても使えます。発生のメカニズムを形態的に学ぶには「パッテン発生学」がお薦めです。

◆「Developmental Biology」は最新の分子生物学的知見が盛り込まれています。第2版には訳本がありますが、内容は少々古くなっています。