あとは稀なものだから、略!
胃の粘膜は本質的には、胃固有粘膜と腸上皮化生に大別される。 胃固有粘膜は定常的ではなく経時的に部分的に腸上皮化生に置換される。 境界部をF borderlineと、言い、このことをF borderlineの経時的移動と言うのです。
大きな病巣では、大きく 小さな病巣では、小さく
切除すること。これには、正確な病巣把握が求められる。
癌細胞を取り残さないで、完全除去できるであろうと思われる手術
2-1.内視鏡的切除法 粘膜(m)まで
endoscopic resection (ER) endoscopic mucosal resection (ESR)
2-2 内視鏡的非切除法
non-ER Nd:YAGレーザー
術後 adjubant chemothrapy
5-7は、まだまだ、、、。
ただし、リンパ節転移がないものとする。(ほとんど、ないらしい。)
0型:表在癌(日本内視鏡学会早期胃癌肉眼分類) 1型ー4型:Borrmann分類(3型が一番多い) 5型:分類不能
1.血行遮断 : 胃の栄養欠陥は5本あるので(わかるかな?)遮断血管をその中から選 択する
表在癌 2cm以上 限局型 3cm以上 非限局型 5cm以上(Borrmann 4 型)
3cm以上、十二指腸切離
2cm以上、食道切離
第3群までの郭清を原則
- 下部胃癌 : 膵頭十二指腸切除(PD)
- 上中部胃癌 : 左上腹部内蔵全摘術(LUAE)
- 大動脈周囲リンパ節郭清:これは最終リンパ節!これ以上は取れん!
が、必要です。
注:全摘術とは噴門、幽門輪を含むものとする。
1ー2年後ぐらいで再発することが多いので1年ぐらいは抗癌剤を投与すべき。 転移はリンパ行性、血行性、の他に腹膜播種が多いのが特徴的。
表3-1
心窩部膨満感,悪心,嘔吐など の消化器症状と,脱力感,動悸,頻脈,発汗などの循 環失調症状を伴う。
機序
治療
食事指導が重要であり,糖分の少ない高蛋白高脂肪食で,食後に30分間程 度の安静臥床をさせることにより,症状は軽快,消失することが多い。
→→ CDDP,5-FU,ADR,MMCなど
狭義の残胃再発癌とは、肉眼的に一応癌腫が除去しえたと思われる根治手術後に、除去された胃癌と組織学的に同一もしくは関係のある癌の病的症状が残胃と関係して臨床的に現れたもの。
再発機序
けっこう多いから(早期胃癌で12%)、注意してね! 進行胃癌より早期胃癌の方が多い。 男性、高齢者に多い。 好発部位は小弯。
5.15cm以上の腫瘍。
外科的手術適応
胃切除術や迷切術 手術死亡例は5ー10% 胸部レ線にFree air (+)
内視鏡的止血が得られない症例
92ー98%で手術適応
難治性潰瘍で一定期間以上経過しても治癒傾向のみられないもの。 再発、再燃を繰り返すもの。
胃潰瘍では、 出血>穿孔>>狭窄 十二指腸潰瘍では、 穿孔>>狭窄>出血。
胃空腸吻合 Billroth 2法
正所性のガストリンは胃前庭部のG細胞から分泌され壁細胞に作用し胃酸分泌を亢進させるが、PHが1.5以上になるとfeed back機構が働きガストリン分泌は停止する。 Z-E症候群では膵島非β細胞腫(gastrinoma)から胃酸分泌を亢進させるガストリンが産生される。このような異所性のガストリンは胃酸によるfeed backを受けない。 そのため、高ガストリン血症になる。
臨床症状
Gastrinomaの局在診断
US,CT(angio CT),ERP,膵シンチ
治療:gastrinomaの完全摘出が基本
H2-receptor antagonist Omeprazole Prostaglandin E2
gastrinomaの摘出 胃全摘
これは、外科1の試験対策のごく一部です。