ワンダーフォーゲルとは、「渡り鳥」を意味するドイツ語です
日本では主に登山をする運動と捉えられていますが、本来の意味は各地を歩き回ることであり、「自然に親しむこと」が目的です。大抵は「ワンゲル」と省略されて呼ばれます。
都会を離れ自然に親しみ、共に行く仲間たちとの交友を深めるのです。
山に登り、野を歩き、奥深い人里を訪ね、我々若人は豊かな経験を身につける。
山野を跋渉し、自然に親しみ、浩然の気を養おう。
未知の地を訪ね歩き、見聞を広め明日への見識と教養を養おう。
野に山に歌声をひびかせ、友情と信頼の友垣を作ろう。
コンセプトは「誰でも何でもどこへでも」
ワンダーフォーゲル部は登山を主な活動としている点で山岳部と共通しています。
しかし、ワンダーフォーゲル部では登山に限らず野外活動と呼ばれるものは何でもやります。
いわゆる山岳部の岩山や雪山、沢での活動とは異なり、誰でも登れる山への日帰り登山やツーリング、釣りなども活動に含まれます。
もちろん、中には山岳部に匹敵するようなハイレベルな登山や縦走などをすることもあります。
全て部員の「やりたいこと」から始まります
活動の特徴として、活動への参加は各個人の希望によることがあります。
毎週火曜日の昼休みに部室で行われる部会で、その週末の活動計画について提案がなされます。
もし、その活動に参加を希望するならば参加すればよいですし、能力的に難しいと判断したり、他の用事があるならば参加を見送ることもできます。
希望するような計画の提案がなければ、自分で提案することももちろんできます。
つまり、自分に合った活動にだけ参加すればよいのです。
初心者から経験者まで隔たりなく活動できるのが我々札幌医科大学ワンダーフォーゲル部です。