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3)

錐体前面内側部に溝を付けて走行している大錐体神経 を確認する(Fig.937)。硬膜と共に神経がはがれていても、溝だけは分かるはずだ。この神経は直線的に顔面神経膝 (内耳) に続いている。錐体前面内側部をノミで削る際は、できるだけ大錐体神経を保存して、今どこを削っているかというオリエンテーションを付ける。供覧標本を何度も見ながら作業する。



Akiko Oshiro
1998年01月19日 (月) 16時56分03秒 JST