まず視診、次に触診で、腹部内臓と前腹壁及び大網 の癒着 状態を観察する(Fig.286)。大網の病的癒着、つまり胃 ・横行結腸 以外への付着を認めたら、スタッフの確認を得た上で癒着を剥離する。Fig.282,283のように典型的な内臓配置は見られるだろうか。結腸 の位置は、中にガスを入れている生体とはやや異なる(Fig.342)。以下の項目を順に確認していく。