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[jaaitc:00059] 動物学会からのお知らせ



解剖学会情報技術検討委員会各位:

高田邦昭@群馬大生体調節研です.
私の所属している動物学会で下記のようなことがおこなわれています.
解剖学会でも同様の問題に直面していると考えます.ご参考まで.

>
> 高田 邦昭様
>
> 社団法人 日本動物学会会員各位
>     
> 「電子化について」のお考えをお聞かせください。
>                           
> 会計担当理事 岡 良隆
>  
>
>   社団法人日本動物学会では、この9年間会費値上げをせずに
> 学会の適正な運営に努めて参りました。しかし、文部省の刊
> 行物補助金の見直しで、ZSへの出版補助金が今年度は10%近い
> 削減(130万円減)となり、経費全体の見直しを迫られておりま
> す。なかでも生物科学ニュースは印刷出版費と郵送代を含め
> て負担額が500万円に達し、学会の経費を圧迫しています。
>  本学会といたしましては生物科学ニュースの記事を学会の
> ホームページから閲覧できるようにし、会員にはメ−ルで通
> 知するような方式を現在検討いたしております。
>  生物科学ニュ−スは集会のお知らせ・公募など即時性やデ
> −タの検索可能性を要求するものが多いこと、相当数の会員
> がホ−ムペ−ジや電子メ−ルを利用可能であること、現在の
> 印刷費出版費、郵送代を大幅に削減できる事がその主な理由
> です。また会員の権利を守るため、閲覧は会員がパスワード
> を入力したときだけ可能なように設定する事なども検討して
> おります。
>  また学会大会の申し込みについても、当番校の事務的負担
> を減らせることや講演要旨・プログラムのオンライン化等を
> 主な目的として、学会のホームページからのオンラインによ
> る申し込みや講演要旨送付が可能なシステムを構築していき
> たいと考えております。これにつきましては、以下に添付い
> たしました2000年学会大会長浅島誠会員の「提案書」をご参
> 照ください。
>  学会誌である Zoological Science については、編集シス
> テムの迅速化・簡便化を図り、さらには、会員のみが学会
> ホームページからアクセスできるようなオンラインジャーナ
> ルにしていきたいと思っております。これによって学会の会
> 計を圧迫している印刷費・郵送費についても生物科学ニュ−
> ス同様に軽減できることが期待できます。
>  但し、いずれの場合にも、インターネットのご利用をご希
> 望にならない会員の方々には従来の方式でご利用頂けます。
>
>  以上のような、生物科学ニュース、学会大会参加・発表申
> し込み、Zoological Scienceのいわゆる電子化に関しまし
> て、会員のみなさまはどのようにお考えでしょうか。
>  賛成とお考えになられる方は回答の必要はありません。も
> し反対、または条件付きで賛成というお考えでしたら、それ
> ぞれ何が反対とお考えになるか、どういう点について条件を
> 付けたいとお考えになられるかお教え頂きたく、メイルでご
> 回答願えますでしょうか。
>  ご多忙の折り恐縮ですが、よろしくご協力のほどお願いし
> ます。
>
>
>  
>                             提案書
>
> 日本動物学会年次大会申し込み受付,集計の効率化のための
> 改革について
>
>
>
>  拝啓
>
>
>  2000年9月に,東京大学大学院総合文化研究科(駒場
> キャンパス)にて動物学会の年次大会が開かれますが,この
> 大会に合わせて以下のような経費削減案を提案いたしたいと
> 思います.よろしくご検討いただければありがたく存じま.
>
>
> 1.インターネット上,学会ホームページを使っての大会参
> 加申し込み
>   
>  これにより,プログラム作成,印刷の作業が,完全にコン
> ピュータ上でおこなうことが出来,省力化できます.また,
> この場合,申し込み締め切りを7月下旬にすることも可能で
> はないかと思います.
>  問題点があるとすれば,インターネットを利用できない会
> 員のケースです.この場合,本部へ電子メイルで申し込んで
> いただくか(フォーマットをFD(フロッピーディスク)で
> 配布,あるいは,従来通りの方法で郵送できたものを,アル
> バイト学生が入力(1件500円程度)する方法が考えられ
> ます.多くの会員が電子メイルを扱うようになった現在,こ
> のような申し込みをされる会員は少ないと期待しています.
> 合わせて英文の抄録作成の作業も非常に省力化できます.
>
> 2.プログラムのホームページ上での公開
>
>  印刷物は作りますが,原則として学会当日に配布するのみ
> で郵送しません.これにより郵送費,アルバイト費の節約に
> なります.ただし,郵送を希望する人は,余分に300円ほ
> ど申し込み時に一緒に振り込んでいただければ送付いたしま
> す.できるだけ簡略化して,これを必要経費に充てます.予
> 稿集はホームページに掲載するのみとします.集中して作業
> すると締め切り日以降1週間ほどでプログラムをホームペー
> ジに掲載することができます.ただし,プログラム集につい
> ては従来通り会員に配布いたします.このデータは毎年蓄積
> させることでデータベースとしても活用できます.
>
> このホームページは一旦作成すると繰り返して利用できます
> ので,2001年以降の大会でも利用できると考えられま.
> 現在試験的に工学部の学生にホームページを作成してもらっ
> ています.採用を決めていただいた時点で,謝金の件など本
> 部に相談させていただければありがたく存じます.
>
> 3.その他
>  このような改革では多くの方々の支持と理解が必要である
> と思われます.それゆえ場合によっては2000年の大会で
> はインターネットを使っての申し込みと従来型の各人が用紙
> に印刷しての申し込みとの併用型も充分に考えられます.多
> くの方々の御意見を伺いたくここに提案書を送付いたしま
> す.
>
> 社団法人 日本動物学会
> 〒113-0033 東京都文京区本郷2-27-2東真ビル
> TEL: 03-3814-5461 FAX: 03-3814-5352
> email: zsocj@a1.rimnet.ne.jp
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Kuniaki Takata, Ph.D.
Laboratory of Molecular and Cellular Morphology
Institute for Molecular and Cellular Regulation
Gunma University
Maebashi, Gunma 371-8512, JAPAN
TEL: +81-27-220-8840
FAX: +81-27-220-8844
E-mail: takata@akagi.sb.gunma-u.ac.jp (Kuniaki Takata)
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