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[db-042] 1C09 : 霊長類固有背筋の形態と機能(5)移動運動時におけるニホンザル脊柱起立筋の筋活動



##Begin
#Z 1C09
#A 霊長類固有背筋の形態と機能(5)移動運動時におけるニホンザル脊柱起立筋の筋活動
#B Morphology of the primate epaxial muscles (5) Erector spinae muscle activity during the locomotor behaviour in Japanese macaque.
#E1 熊倉/博雄
#F1 くまくら/ひろお
#G1 Kumakura/Hiroo
#J1 大阪大学人間科学部
#K1 おおさかだいがくにんげんかがくぶ
#L1 Faculty of Human Sciences, Osaka University
#E2 中野/良彦
#F2 なかの/よしひこ
#G2 Nakano/Yoshihiko
#J2 大阪大学人間科学部
#K2 おおさかだいがくにんげんかがくぶ
#L2 Faculty of Human Sciences, Osaka University
#D 霊長類の脊柱起立筋についての比較解剖学的検討の結果、地上性霊長類では胸腰移行部の構築が大であることがわかった。しかしながら、実運動時におけるこれらの筋の筋活動についての知見は限られている。そこで、ニホンザル(成体、オス)1頭について実験室内の模擬的環境における移動運動時の、腰最長筋筋活動の分析を試みた。電極は直径50μのファインワイア電極で、小型 EMGテレメトリーに接続した。運動については3次元計測システムを用いて体幹の変位を、筋電図との同期をとりながら計測した。四足歩行時においては1歩行周期に2度の両側性の小さな活動を記録した。これは支持脚の減少時における体幹の姿勢維持に寄与しているものと考えた。二足歩行時には、両側性の持続的な活動を認めたが、特に同側肢の遊脚相において活動が高かった。この時期には体幹全体が支持脚側に移行しているので、この運動に対抗するものであると考えた。
#M 脊柱起立筋, ニホンザル, 筋電図, 移動運動, 比較形態学
#N Erector spinae muscle, Japanese macaque, Electromyography, Locomotor behaviour, Comparative morphology
#Last_modified 97.03.25-12:24
#Return_path kumakura@hus.osaka-u.ac.jp
#Sequence_number   42
##End

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