「加齢皮膚医学研究基金:ロート賞」は加齢皮膚医学研究会とロート製薬株式会社により設立され、加齢皮膚医学に関連する基礎的また臨床的調査・研究を広く奨励助成することを目的とする。
加齢皮膚医学一般に関連する基礎的、臨床的な調査・研究。
日本国内の大学、研究所などの研究機関で、上記対象分野の調査・研究に従事する研究生・大学院生を含む研究者。研究生・大学院生の申請に際しては、指導教官と連名とする。
※ 当研究会の会員ではない方もご応募いただけます。
以下の3点を事務局までご郵送ください。
申請書は加齢皮膚医学研究会所定の申請用紙をダウンロードしてご使用ください。
1.「加齢皮膚医学研究基金:ロート賞」助成金申請書:原本1部
2.申請テーマに関連する論文のコピー(3編以内。なければ省略可):各1部
3.上記1・2の電子ファイルを保存したCD-R
加齢皮膚医学研究会で組織する選考委員会において厳正に審査し、採否および交付金額を決定します。
1件50万円×3名
氏名 | 所属(受賞時) | 研究テーマ | |
第10回 (H28) ![]() |
並木 剛 | 東京医科歯科大学 皮膚科 |
末端黒子型悪性黒色腫発症の分子機構解明と 分子標的治療開発 |
本田 哲也 | 京都大学医学部 附属病院皮膚科 |
性ホルモンが乾癬病態形成に及ぼす役割の解明 | |
梶原 一亨 | 熊本大学 皮膚機能 病態治療再建学 |
高齢者の予後改善を目指す頭部血管肉腫に対する新規治療法の開発 | |
第9回 (H27) |
杉浦 一充 | 名古屋大学 皮膚病態学 |
加齢によりIL-36 受容体拮抗因子欠損が 皮膚免疫と全身に及ぼす影響の検討 |
上野 真紀子 | 東京医科歯科大学 皮膚科学分野 |
色素幹細胞のゲノムストレス感受性に関する 研究 |
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三井 広 | 山梨大学 皮膚科学教室 |
皮膚有棘細胞癌の発生における転写因子 E2F4 の役割の解明 |
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第8回 (H26) |
山崎 小百合 | 名古屋市立大学 加齢環境皮膚科学 |
加齢で増殖する制御性T細胞サブセットの解析 |
茂木 精一郎 | 群馬大学皮膚科学 | 皮膚の老化における核膜蛋白質ラミンAの役割 | |
糸井 沙織 | 大阪大学皮膚科学 | 皮膚炎症・皮膚老化における細胞内コルチゾール再活性化酵素(11β-HSD1)の役割の検討 | |
第7回 (H25) |
片桐 一元 | 獨協医科大学 越谷病院皮膚科 |
女性ホルモン欠損が皮膚バリア機能および 皮膚免疫に及ぼす影響 |
大日 輝記 | 京都大学皮膚科学 | 類天疱瘡はなぜ高齢者に発症するのか | |
夏賀 健 | 北海道大学病院 皮膚科 |
細胞分化に着目した皮膚基底膜蛋白の 加齢における役割 |
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第6回 (H24) |
金澤 伸雄 | 和歌山県立医科大学 | 皮膚を場とした外来抗原特異的免疫反応に おけるTRPV1 の役割の解明 |
杉田 和成 | 産業医科大学皮膚科 | ペラグラにおける光線過敏症のメカニズムの解明 | |
花房 崇明 | 大阪大学 皮膚科学 | ケラチン5 を一過性に発現し、加齢によって 増加する新規B リンパ球系細胞の機能解析 |
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第5回 (H23) |
清水 忠道 | 富山大学 皮膚科学講座 |
紫外線誘導表皮基底膜コラーゲン分解・変性に 及ぼすMIFの影響 |
船坂 陽子 | 日本医科大学 皮膚科 |
代謝型グルタミン酸受容体1型(mGluR1)に 注目した悪性黒色腫形成および増殖に関わる シグナル伝達の同定 |
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小川 靖 | 名古屋大学病院 皮膚科 |
慢性腎不全者患者における老化様形成機構の解明 | |
蜂須賀 淳一 | 九州大学 皮膚科学分野 |
乾燥肌による痒みの末梢神経レベルにおける 伝達メカニズムの解明 |
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第4回 (H22) |
冨永 光俊 | 順天堂大学 環境医学研究所 |
老人性乾皮症の痒み発生機序の解明と 治療法開発 |
佐藤 誠弘 | 札幌医科大学 薬理学講座 |
レスベラトロール2量体のマウスメラノーマ株B16F1細胞に対する細胞死誘導作用 | |
多島 新吾 | 防衛医科大学校 皮膚学講座 |
日光弾力線維症における弾性線維の カルボキシルリジン修飾と性状の変化 |
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武田 和久 | 東北大学 分子生物学分野 |
転写因子MITF とリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素による表皮の恒常性維持機構 | |
第3回 (H21) |
神人 正寿 | 熊本大学 皮膚科形成再建科 |
老人性血管腫の病態の解明 |
川内 康弘 | 筑波大学 皮膚病態医学分野 |
酸化ストレス応答システムNrf2-Keap1系は 皮膚のサンバーン反応およびUVB による 光老化を抑制する |
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岡 昌宏 | 神戸大学 皮膚科 | 紫外線皮膚炎症・発癌における ホスホリパーゼC イプシロン(PLCe)の役割 |
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第2回 (H20) |
加藤 昌志 | 中部大学 生命医科学科 |
加齢とともに悪性黒色腫を発症する動物モデルを用いた病態解析と新規予防・治療法の開発 |
佐野 栄紀 | 高知大学 皮膚科学講座 |
日光角化症の発症におけるStat3の役割および特異的Stat3阻害軟膏による治療の試み: モデルマウスを用いた解析 |
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中井 浩三 | 香川大学 皮膚科 | 活性酸素(BH4)は皮膚の加齢に関係する | |
第1回 (H19) |
森田 明理 | 名古屋市立大学 加齢環境皮膚科学 |
タバコ煙としわ形成のメカニズム |
山口 裕史 | 大阪大学 皮膚科学教室 |
老化に伴う潰瘍及び皮膚癌に関する研究 |