弓道部のシステム
- ファミリー制度について
- 札幌医科大学弓道部では、指導などを行う集団として「ファミリー」を結成しています。
弓道部における現役部員(週3回の練習に恒常的に参加)の中で、主将学年およびそれに準ずる者がファミリー長となり、その長のもとに数名の小集団が構成されます。
各ファミリーは1年生~4年生までがいる場合8,9名が平均的にいます。
学年でいうと、④④③③③②②①①などでしょうか。(※④は4年生の略)
ファミリーを作っている目的は人によって色々な捉え方があるとは思いますが、新入部員を迎えるのにあたり、指導の単位としてのそれが主なものだと思います。
他大学では、師弟制度を設け、マンツーマン指導がなされていますが、ファミリー単位にすることにより、弓道の面ではより多くの人に指導してもらえ、生活面としてはファミリー単位でご飯を食べに行ったりなど、コミュニケーションの単位でもあります。
最初はファミリーを中心に、のちに活動の幅を広げ、皆上手く仲良くやっています。
また、ファミリーは毎年11月、主将学年が交代の時期に改定され、また新たなファミリー、新たなファミリー長として一年間活動してゆくことになります。
- 役職について
- 札幌医科大学弓道部では、というよりあらゆる部活動、サークルでは役員を設け、部活動運営をスムーズなものにしています。
ここでは、今現在ある役員の紹介と主な活動について紹介します。
(※個人的主観で役員の活動内容については触れず、目に見えたものだけを紹介。※①は1名の意) - 【幹部】
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主将 ① 部活動を取りまとめ取り仕切る総合責任者。部員の粗相は主将の粗相。
練習メニューを組み、目標を立て頑張るのみ。矢渡しでは射手を務める。女将 ① 女子の責任者。主将と2枚看板で活動を活性化させる。
矢渡しでは第一介添を努める。また副将も兼任する。副将 ③ 主将をサポートし、弓道に熱心な存在。矢渡しでは第二介添を努める。
また主将不在時には代理として責任を持って活動する。主務 ② 部活の試合、大会、飲み会など各種行事では幹事的存在でありその代表者。
弓道面以外の部活動を取り仕切る。F長 ⑤ Family長の略称。毎年できる各ファミリーのリーダー。
ファミリーとまとめ、ファミリー活動の中心となる。 - 【雑務】
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副務 ④ 主将、副将、主務などの指示で動く敏腕な仕事人。
副務の支えあってこその部活ともいえる。
非常に多分野の仕事を与えられ、縁の下の力持ち的存在。蔵務 ② 弓具全般のお買い物係。
足袋など部員からの注文があれば、迅速に手に入れてくれる。
蔵務の人のおかげで、ぎり粉、ふで粉が常にあり、替え弦だってある。記録 ② 定期戦の試合風景の写真、ビデオなどを取ったり、また同時にカメラ、ビデオも管理する。
定期戦に限らず、あらゆる場面でシャッターし、写真、ビデオに記録する。
過去の思い出のアルバムがあるのは記録のみんなのおかげだ。
さらに、撮った写真は希望者に焼き増ししてくれる。 - 【経理】
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遠征 ① 東医体、新人戦、定期戦の車割など遠征に関わること全般を取りまとめる。
部活動にはなくてはならない存在。主務との連携し活動することあり。
スムーズな遠征も「遠征」の人のおかげでできるものである。会計 ① 部活における「金銭」の管理を一任された存在。
収支を記録し、部における出費、収入全般を知る唯一の人。
部活の口座も管理し、責任がかかる役員である。
*この他、北海道学生弓道連盟委員長、副委員長、総務委員長、会計委員長を兼任する場合があります。