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札幌医科大学学長 谷内先生のお言葉

初めに新聞を発行するに当たって

連載 ネットワー クって?

UNC(Unix Network Club) とは?

連載 LocalAppsFIPのおへ や

連載 Macのおへや


質問、ご意見などは E-mail: sains-news-ml@cabbage.anat.sapmed.ac.jpまで

巻頭の言葉 札幌医科大学 学長 谷内 昭

「若い人には何でも自分の望むことにチャレンジして欲しい」と AMICUS(No23)のインタービューでも、お話したのですが、このように21世紀を になう学生諸君、若い教官諸氏の自主的な活動によってネットワークがもりあ がり、SAINS(Sapporo Medical University Information Network Systems) NEWSの発行に至ったのは非常に喜ばしいことと考えています。
マルチメディアとか、NII(National Information Infrastructure)とか、いわ れるなかで、本当にその重要性を理解している人は少ないようです。種々の情 報をコンピュータ化することの重要性や必要性はなんとなく分かるのですが、 そのことによる発展性や影響力の大きさなどを予測するのは、阪神大震災のよ うに困難なことです。天災は向うからやってきますが、この高度情報化の促進 は、われわれ人間の側から働きかけなければ決して達成できず、大きな進展は ないでしょう。
これから必要なことは集学的な診療システムで、各科の連係、協力体制です。 例えば内科と外科が密に交流し、診療の場でお互い連係プレーができるために も、双方からの自主的な歩み寄りが重要です。また、いろいろな分野の画像診 断システムを講座間の合理的な協力によってつくっていくためにも、すべて情 報のやりとり、コミュニケーションの促進が重要な鍵を握っています。また、 医学教育の場においても同様です。昨秋ハーバード大学医学部の教育システム の現場を視察しましたが、せめてその設備の何分の一かでもあればと痛感しま した。
そこでUnix Network Clubのような自主的な活動により、SAINSの活 性化やコミュニケーション促進が図られれば、将来のNetworkの発展・充実に 役立ち、また医学や医療の進展にもつながり、よい成果が十分に期待できるも のと信じます。この期待をこめて、記念すべきSAINS NEWSの巻頭の言葉にした いと思います。

初めに新聞を発行するに当たって

SAINS Newsは、皆さんに、大学内のコンピュ−タのことをもっとよく知っても らおうという目的で作ったものです。 大学のコンピュータは、病院管理課情 報係と「学内LANを考える会」との共同で運営され、SAINS-UG(ユーザーグルー プ)が設立されたり、講習会なども開催されたりしております。しかし、初心 者には分からないことが多く、敷居が高いようです。皮肉なことに、コンピュー タ・ネットワークを活用できれば、容易に情報が入手でき、コンピュータも使 いこなせるのに、最初の一歩、コンピュータ・ネットワークを使うところでつ まづき、悪循環しているようです。そこで、このSAINS新聞よる情報をきっか けに、ネットワークに参加するようになると、双方向の情報のやりとりが実現 でき、さらに効率よくいろいろな情報を手に入れられるようになるでしょう。
そこで、UNC(Unix Network Club)が設立されるにあたり、新聞を発行すること にし、このクラブ活動の広報をかね、病院管理課や「学内LANを考える会」な どと協力しながら、いろいろなお知らせや、役に立つ情報なども、積極的に掲 載したいと思います。
この新聞では、Internetにあった情報の紹介とか、技術的な事、コンピュータ の使い方について、Unix Network Clubがどの様なことをしているかとかの情 報をのせていくつもりです。また、紙だけでなくMosaic,OmniWeb.app(http://www.sapmed.ac.jp) のメニューから、コンピュ−タ−をつかってもこの新聞をみることができます。

Written hkikuchi@sapmed.ac.jp, tatsumi@sapmed.ac.jp

ネットワークって?

平成元年夏より、本学では「インターネット」によるサービスが受けられます。 皆さんご存知でしたか?
物の本によると、この「インターネット」には、60カ国(電子メールだけ なら137カ国)、250万台のコンピュータが接続されているそうです。そ の137カ国、250万台のコンピュータの前には、更に膨大な数の人がいて、 お互いに情報をやりとりしています。
情報の量はもちろんですが、内容も多岐に渡っていて、例えば、F1、Jリー グ、相撲といったスポーツに関する情報、芸術や音楽に関する情報、生活に関 する情報等など、森羅万象あらゆることについて、さまざまな見地からの意見 と情報が交換されています。また最近では、the Rolling Stonesのコンサート が、ネットワーク上で放映されました。もちろん、医学の分野でも、ゲノム検 索や論文検索などができるなど、さまざまな利用が可能です。
これらの情報は、もう皆さんの手の届くところにあります。(僕はもう利用 してます)次回から、インターネット上の情報の取り出し方を説明していきま すので、皆さんもどんどんインターネットをエンジョイして下さい。

written mkonishi@sapmed.ac.jp

UNC(Unix Network Club) とは?

札幌医科大学 Unix Network Club とは、早い話が最近はやりのインターネッ トに接続されたコンピューターを使っていろんなことしようぜ、という人々が 集まって設立したサークルです。
学生会からは昨年、同好会として承認されてます。なんとなく情報処理の実習 で興味を持った人、トレンドに追いつきたい人、医学の分野でNetworkはぜひ とも有効だと思う人、一度、UNC(実は部室がないので解剖教室に居候中)に 遊びに来てみませんか?

メンバー 紹介


written msasaki@sapmed.ac.jp

連載 LocalAppsFIPのおへや


連載 Macのおへや


Sains Newsでは、皆さんの質問、疑問などを紙面上で答える コーナーを作る予定ですので、質問、疑問などをお送りいただけることをお待 ちしております。メールでの受け付けは、 sains-news-ml@cabbage.anat.sapmed.ac.jpです。ここにメールを下さい。
また、学内のコンピューターに関する要望を受け付け、それを病院管理課 や学内LANを考える会に伝えることも致しますので、どしどしメールを下さい。
発行・協力:病院管理課、学内LANを考える会

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