2003年5月2日e VEGFとAng1の併用が有効
Arsic N et al Induction of functional neovascularization
by combained VEGF and angiopoietin-1 gene
transfer using AAV vectors. Mol. Ther.
7: 450-459, 2003.
私たちのAng1を使った遺伝子治療臨床研究計画と関連した論文。細かな部分に多少の違いは見られるものの、私たちのデータと同じく、VEGFとAng1の併用が有効。私たちが骨格筋ではプラスミドDNAを用いて遺伝子導入しているのに対し、ここではAAVベクターを使っています。私たちの仕事と同様、この論文でも、発現サイトカインの定量化ができていません。Ang1のELISAキットなどが市販されておらず、Ang1の発現量を定量化することが難しいのです。この辺りもできれば(今年中に)クリアしておきたい課題です。
濱田洋文