札幌医科大学医学部

分子医学研究部門
  近況と話題

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                          2003年5月19日更新

  
2003年5月19日b 札幌医科大学でのアンジオポエチン(Ang1)遺伝子治療進捗状況

 プロトコールの正式名は、「血管内皮増殖因子(VEGF)・アンジオポエチン(Ang1)遺伝子プラスミドを併用した末梢性血管疾患(慢性閉塞性動脈硬化症・ビュルガー病)の治療のための遺伝子治療臨床研究実施計画書」です。

 平成14年7月18日に札幌医科大学医学部付属病院・病院長にプロトコールを提出。平成15年4月に学内審査を終え、5月に病院長への審査委員長からの答申、5月23日付けで厚生省へ提出することになりました。今日は、お昼の1時から、NHK、朝日新聞、北海道新聞、共同通信、などの記者さんたちを招いての記者会見、無事終了しました。

 今後の見通しですが、厚生省での審査に6ヶ月、プラスミドの調製に2ヶ月とすると、来年の1,2月ごろに第1例がスタートすることになりますね。ゆっくりですけれども、進んでいます。早く、患者さんの期待に応えられるような治療法にできればいいと思います。

濱田洋文
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