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[db-015] 3c02 : SRKラットはリーラーマウスのラットホモローグか？
##Begin
#Z 3c02
#A SRKラットはリーラーマウスのラットホモローグか？
#B Is SRK rat a rato homologue of reeler mutant mouse ('reeler' rat) ?
#E1 寺島俊雄
#F1 てらしま／としお
#G1 Terashima/Toshio
#J1 東京都神経科学総合研究所解剖発生
#K1 とうきょうと しんけいかがく そうごうけんきゅうじょ かいぼうはっせい
#L1 Dept. of Anatomy and Embryology, Tokyo Metro. Institute for neurosci.
#E2 池田／やよい
#F2 いけだ／やよい
#G2 Ikeda/Yayoi
#J2 東京都神経科学総合研究所解剖発生
#K2 とうきょうと しんけいかがく そうごうけんきゅうじょ かいぼうはっせい
#L2 Dept. of Anatomy and Embryology, Tokyo Metro. Institute for Neurosci.
#E3 岸本／泰子
#F3 きしもと／やすこ
#G3 Kishimoto/Yasuko
#J3 東京都神経科学総合研究所解剖発生
#K3 とうきょうと しんけいかがく そうごうけんきゅうじょ かいぼうはっせい
#L3 Dept. of Anatomyand Embryology, Tokyo Metro. Institute for Neurosci.
#E4 岡戸晴生
#F4 おかど／はるお
#G4 Okado/Haruo
#J4 東京都神経科学総合研究所病態生理
#K4 とうきょうと しんけいかがく そうごうけんきゅうじょ びょうたいせいり
#L4 Dept. of Neurobiology, Tokyo Metro. Institute for Neurosci.
#D Shaking Rat kawasaki （以下SRKラット）は、常染色体劣性遺伝性の神経奇形ラットで、歩行異常、振戦等の小脳性運動異常を特徴とする。SRKラットの大脳新皮質の層構造は乱れ、海馬の錐体細胞層は不規則に配列し、小脳は小さく、小葉構造がない。そこでワサビ過酸化酵素の逆行性軸索輸送法を利用して、SRKラットの錐体路ニューロンと皮質視床投射ニューロンを標識したところ、それぞれ大脳皮質の全層および表層に分布した。ついでCaMキナーゼIIの抗体を用いてSRKラットの小脳および蝸牛神経背側核を免疫染色したところ、小脳プルキンエ細胞および蝸牛神経背側核錐体細胞が異所性に存在した。これらの形態学的所見は、リーラーマウスのそれに極めて類似していたので、リーラーマウスの原因遺伝子リーリンのcDNA probe （理研林崎博士、およびロッシェ研のT. Curran 博士恵与）を用いて、サザン・ハイブリダイゼーションを行なったところ、ジャクソンタイプ・リーラーのようなリーリン遺伝子の広範な欠失は認められなかった。
#M リーラーマウス、神経奇形マウス、神経奇形ラット、SRKラット、中枢神経系
#N reeler mouse, neulogoical mutant mouse, neurological mutant rat, Shking Rat Kawasaki, central nervous system
#Last_modified 97.03.15-12:38
#Return_path toshio@tmin.ac.jp
#Sequence_number 15
##End
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