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[new-north:00045] Re: Correction : NORTH Network Equipment
みなみ@小樽です。
そうか、昔の経過をご存知ない方がほとんどなのですね。
NORTH設立の経緯は、1度どこかでちゃんとまとめて、
場合によってはどこかに寄稿しておきたいですね。忘れないうちに。
道新の「インターネットで広がる北海道のマルチメディア」という本に、
私としばの@IIJ札幌支店長が書いた文章もありますが、ちょっと不十分かも。
>>>>> On Fri, 13 Jun 1997 16:50:35 +0900, Norikatsu Ohishi
>>>>> <ohishi@core-system.co.jp> said:
ohishi> なぜ団結する必要があったのか、NORTHとWIDEとの間の了解ってどんなも
ohishi> のだったのかってことにもよるとは思いますが先の「個人接続」の件も含
ohishi> めて NORTH として(研究としての)解決案をデザインする手があったので
ohishi> はないかな?とは思います。
おっしゃる通りです。
団結する必要があったのは、端的に言いますと、当時、
TCP/IPに関する技術力、マンパワーの大半を北大関係者に依っていたこと、
WIDEはあくまで研究ネットワークなので、コンタクトパーソンとして
研究者を巻き込んだ方が早かったこと、などが理由だと思います。
また、当時、UUCPによるE-mail/Netnews relayが北大経由だったため、
移管に際しても北大抜きで語れなかった面はあります。
で、north.ad.jpは自身ネットワーク管理組織ですから、
本来なら自前で対外接続線を持っているべきですが、
実際に持っている(というかNOCにきている)のは内部相互のみで、
従前お断りした通り、外部とのreachabilityをWIDEに依存しています。
ですから、
NORTH相互間はAUP freeだが、NORTH以外とはDirect supportまで
というややこしいAUPを求められていました。
その先は、ISPが北海道に上陸した時点で考えようということになり、
実際、IIJができた時(札幌支店ができた時、ではありません)、
辰巳先生が交渉してくださったのですが、
当時はまだどの企業も乗れる金額ではありませんでした。
また、NORTHの会費も大半はJPNIC会費で消えますから、
その余裕もありませんでした。
さらに、私たち大学・研究機関関係者は、直接の金銭負担など事実上不可能で、
おさいふの持ち主である各企業あるいは財団に、金を出して線を引け、とは
言いにくく、結果、現状まで放置されてきたと思われます。
ohishi> #私が委員になってから「個人接続」の問題ってなかったもんですから
ohishi> #噂では聞いたことがあったのですが明確な見解というのは初耳でした。
そのへんの啓蒙というか前提は、本来加入時に説明すべきものですが、
発足時からのメンバーが大半だったため、ついおろそかになっていたものと
思います。申し訳ありません。
#あらぁ〜、ここでinterrupt missionがきました。
#反省文は週末回しになります。> 北田さん
みなみ@小樽
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