第21回日本疫学会学術総会主催のご挨拶


さて、日本疫学会学術総会は私どもにとりまして最も重要な学会です。それは、同じ分野の研究者の最新の研究発表に最も数多く接する機会となるからのみならず、広い分野にわたって質の高い疫学研究に接する機会ともなるからです。そのようなことから、「クオリティーの高い疫学研究に基づく健康増進・疾病予防を目指して」というメインテーマと致しました。このメインテーマと何らかの関連を持たせつつ特別講演やシンポジウムを企画する予定です。特別企画の演者の皆様には、がん、循環器疾患、感染症、高齢者福祉、特定疾患・難病などのさまざまな分野におけるクオリティーの高い疫学研究を実施するための方向性をお示しいただきたくお願い申し上げる所存です。
1月下旬の札幌は、平地でも積雪がありますので、学会に参加する皆様におかれましては滑って転ばないように細心の注意を払って歩行していただくようにお願い致します。また、天候によっては航空便に遅れや欠航が出る場合もありますので、時間に余裕をもって航空便の予約をお願い致します。
札幌の雪祭りは例年2月上旬開催で、それにはちょっと早いのですが、雪景色の中の温泉は格別です。札幌の回りには定山渓、朝里川、支笏湖、登別、洞爺湖などの温泉が沢山あります。また、オリンピックの開かれた手稲山スキー場の他に、札幌国際スキー場、小樽天狗山スキー場、富良野スキー場、ニセコ国際スキー場など数多くのパウダー・スノーのゲレンデがありますので、スノーボードやスキーに挑戦してみてはいかがでしょうか。札幌ラーメン、毛がに、うに、いくらなどの北海道の冬の味覚に舌鼓を打っていただくのもよいと思います。
皆様の演題ご提出とご参加を心よりお待ち申し上げております。

平成22115
21回日本疫学会学術総会会長
札幌医科大学医学部公衆衛生学講座
教授  森  満

このたび北海道の地において、日本疫学会学術総会を開催させていただくこととなりました。これまでの学術総会が1月に開催されていましたことから、北海道の最も厳しい時期ではありますが、2011年1月21日(金)、22日(土)に開催することと致しました。会場はJR札幌駅、あるいは、地下鉄大通り駅から徒歩10分程度にあります北海道立道民活動センター「かでる2・7」(北2条西7丁目の意味)です。







 
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学会長挨拶