ダウンロードしたファイルのブロック解除

複数ファイルへの対応法 | 2017/9/15

インターネットからダウンロードしたファイルにはセキュリティのため、 「 ゾーン識別子(Zone Identifier) 」情報が付加されています。このため、実行ファイルが正しく動作しない等の不具合が生ずることがあります。
この ゾーン識別子情報を削除するのがブロック解除です。

方法は、ダウンロードしたファイルのプロパティを表示し、ブロック解除にチェックを入れて、OKまたは適用ボタンを押します。

操作としてはこれだけです。(3クリック)
ですが、ファイルが複数ある時はとても面倒です。で、調べてみたところ、Microsoft が提供している「Windows Sysinternals」の Streams というプログラムを使えばよいことがわかりました。


使い方は 
          streams -d <ファイル名>
          streams -d -s <ディレクトリ名>

です;ところがこのツールは コマンドプロンプトで動作するものなので、この方法もちょっと面倒です。

というわけで、、、簡単に使えるようにバッチファイルを作成しました。

@echo off

set UBK=<streams.exeのあるパス>\streams.exe
rem 例)set UBK=C:\Sysinternals\streams.exe ←C:\Sysinternalsにある場合

:LOOP

if !%1! == !! goto EXIT
"%UBK%" -nobanner -d %1
shift
goto LOOP

:EXIT

echo "Done !"
pause

デスクトップに、「ブロック解除.BAT」というファイルを作成してメモ帳などで開き、上記の内容をコピー&ペーストして保存してください。

ブロック解除したいファイルをこのアイコンにドラッグ&ドロップしてください。

 

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